学生寮との比較１ 費用面

これから大学や専門学校に進学する学生さんのなかには学生下宿を考えている人がいると思います。実家から学校に通うことが難しい人は学校の近くに下宿することがよいでしょう。長距離の通学が毎日続くとかなりつらいと思います。できるだけ大学の近くに住むのがよいでしょう。実家から離れて住む場合には下宿の場合のほかに学生寮という選択肢もあります。ここでは学生寮と学生下宿の比較をします。まずは費用面での比較を行います。学生寮には寮母さんがいます。寮母さんは住み込みで働いてくれます。毎日の食事や掃除などをしてくれますので大変生活が便利になります。学生寮の建物は少し古めの場合が多いです。お部屋の大きさはあまり広くありません。その分だけ家賃は高くないのですが寮母さんがお世話をしてくれる分の費用がかかります。食事代は1か月で3万円くらいの金額の寮が多いと思います。この食事代に加えて毎月の家賃がかかります。学生寮の家賃は4万円程度が平均的です。学生寮の1か月の費用は合計すると7万円くらいの金額になります。もちろん便利な場所にある学生寮ではもう少し費用が高くなります。そのような場合でも10万円を超えることはないはずです。このように学生寮は費用が安いのですがいろいろな制限もあります。門限がある寮がありますしお風呂やトイレが共有の場合がほとんどです。少しプライバシーがないといえますね。学生寮に対して学生下宿の場合はもう少し費用がかかります。ワンルームマンションなどを借りますと毎月の家賃は5万円を超えるでしょう。これに加えて食費や光熱費がかかります。合計すると安くても1か月で10万円はかかります。これは一番安い場合ですのでもっと設備のよい建物を借りた場合は10万円を超えます。家賃の割合が大きいですので家賃の負担を少なくすることが費用をおさえるためのポイントです。わたしが出会った学生さんの話のなかで多いものが学生下宿の自由さの話です。学生下宿は費用が少しかかりますが大きな自由を得られます。門限はありませんので何時に帰ってきても大丈夫です。深夜の帰宅になった場合でも怒られる心配がありません。自由がほしい人は費用がかかっても学生下宿を選ぶとよいと思います。