私の体験記 学生下宿のつらさ
学生下宿の生活には楽しさもあってつらさもあります。一番の楽しさは自由であることです。自由さは学生下宿での生活の大きな魅力です。しかし自由であることの裏側にはつらいこともたくさんあります。わたしは学生下宿の生活のなかで大きなつらい経験もしました。このページではわたしの学生下宿のつらい体験談を紹介します。つらい体験を知っておくことで学生下宿のほんとうの情報を理解してほしいと思います。ほんとうの情報を知っておくといざ学生下宿の生活をスタートさせたときに失敗することが少なくなると思います。将来のみなさんのために紹介しますのでしっかり理解しておいてほしいと思います。さきほど話したように学生下宿は自由な生活です。自由であるので基本的に自分の生活は自分で何とかしないといけません。実家では家族が洗濯や料理、掃除などをしてくれます。電気代やガス代などを払う必要もありません。実家での生活は気楽なものです。アルバイトの収入だって自分で全部使うことができます。わたしの学生時代も下宿生に比べて実家から通う学生のほうが裕福だった記憶があります。彼らはアルバイトなどの収入を全部自分のために使えます。いっぽうで下宿生は生活がかかっていますので収入のやりくりをする必要があります。当時は仕送りをもらっている学生がそれほど多くなかったので自分で何とか働いて収入を得ていました。この収入を得るつらさが自由であることの代償なのです。わたしも大学が終わったあとに工場でアルバイトをしていました。肉まんの工場ですが毎日毎日大変でした。ひとつの肉まんは軽いものですが肉まんが何個も集まるとほんとうに重いです。この重い肉まんのかたまりをひとりで運ぶのです。わたしは体力に自信があったのですが勤務スタートしてすぐに腰を壊してしまいました。そのための治療にお金がかかります。そして働いていないので収入がありません。どうしようかと悩んだ末に学生ローンに手を出しました。学生ローンとは学生にお金を貸してくれるいっぽうで利子が高いのです。働けないわたしはあっという間にローン地獄になりました。結局は家族に助けてもらいましたが大変でした。しかしこの大変さは後の自分のたくましさにつながったと思います。つらさは決してむだではありません。